なぜサッカーにハゲは似合うのか


「お久しぶりね、あなたに会うなんて」
は誰の歌詞だったろうか。思いがけず、春から夏へ季節をまたいでの更新となってしまった。もちろん、ブログ休止にはいろいろ事情があったわけで。

  • 病気で入院。しかも手術
  • 体力の著しい低下
  • それに反比例するかのような息子の暴れぶり
  • 気力の衰え
  • 不可解な采配
  • やっぱり決定力不足


ようするに「な〜んかめんどくせー」だったわけである。
今は退院し仕事にも復帰し気力も充実してきたので、またつれづれなるまま、社会的には一切役に立たない駄文を、世の中に向けて吐きまくろうと思っている。


というわけで、
「やっぱりジーコじゃダメだと思ってたんだよな」
「監督経験ないヤツにやらすのが無茶だよな」
「今さら選手批判しやがって。お前が連れてきたんだろ」
「ブラジルもいいウォーミングアップになったな」


と、にわかサポーターの恨み節がピーチクパーチク聞こえてくるけれど、ま、日本の実力はこんなもんでしょ。


結局、フットボールつうのは狩猟民族のスポーツ。肉食ってるヤツらには勝てません。


あと思うのが、サッカーにハゲは似合うということ。ハゲが輝いて見える唯一のスポーツと言ってもいい。オランダのロッペンなんかあれで22歳。男性ホルモンが強いからこその決定力なのですよ。ジダンの頭もこれで見納めかと思うと寂しい。そういえばJリーグ創生期にはアルシンドとかいう選手もいたけれど、今思えば後進国に布教に来た宣教師のようだったね。


ところで、今世界ナンバーワンの選手と言われているのがロナウジーニョ。確かにすごかった。足に磁石が付いてるのかと思うぐらいボールが離れない。日本戦の憎たらしいほどの余裕っぷり。虎がネズミ相手にじゃれているようにしか思えなかった。
カカも可愛い顔して三都主をぶっ飛ばしてたし、どう猛なシュートが怖かった。動きの鈍いロナウドでさえ止められなかった日本。素人の目にもレベルの違いがはっきり分かった。


次の監督はオシムに決まりそうとのこと。アジア勢不振で出場枠が縮小されるかもしれないけれど、ぜひ4年後の南ア大会に連れてって。
ジーコの4年を後世は「失われた4年」と評価するかもしれない。ブラジル戦完敗は「ドルトムントの屈辱」として国民の胸に刻まれるかもしれない。次期代表監督には新生ジャパンを見せて欲しい。課題のFWには川崎フロンターレの我那覇を推薦したい。沖縄的には盛り上がるので。